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【あらすじ】
元刑事の久慈はペンションをやりながら食堂も出していた。朝の散歩から戻るその家の前に女性が倒れている。医者を呼んだが、事件ではなく過労と空腹だと言われた。久慈は彼女が目覚めるのを待ちながら料理を作る。その脇には細かな字のレシピ本があった。
これは食事と料理を巡る悲しい事件と、それに関わった人間のその後、それから立ち直っていく様を描き出すヒューマンドラマである。
【備考】
・本作は執筆応援キャンペーン「おいしい時間」応募作です。
・コンテスト期間終了後に非公開になる場合があります。
【データ】
文字数:約2万5千字
バージョン:v1.0.1
公開日:2023.02.05
更新日:2023.02.06
【リンク】
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【作品冒頭】
まだ薄っすらと山の上に淡く光が見えている、そんな薄暗い中、裾の破れたジーンズを引きずるようにして野球帽を被った白髪混じりの男がスマートフォンを手に歩いていた。カーキ色のベストにはポケットが沢山あり、その胸ポケットの一つにその長方形の現代機器を仕舞う。一応圏外ではないものの、電波が入ったり、入らなかったりしていて、どうにも使いづらい。ただ時刻を確認するのには重宝していた。男の腕時計はひび割れたまま、あの日から動いていない。
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