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凪司工房の徒然

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第38回創作テレビドラマ大賞に応募

第38回創作テレビドラマ大賞に応募しました。
(締切は6月30日)

 今年「も」日本放送作家協会主催の創作テレビドラマ大賞に応募させていただきました。

 この「創作テレビドラマ大賞」は大賞作品はNHKで放送される、コンクールの中でも作品応募の多い有名なものです。民放局主催のコンクールもありますが、こちらはより脚本の基礎技術が問われているような気がします(実際は審査する人ではないので分かりかねます)。

 作品を一つでも作ったことのある人は「どんな作品を書けばいいのか」という疑問を抱いたことがあると思います。勿論そんなこと気にせず書きたいものを書いている人もいるでしょうけれど、誰かに見せる、特に脚本の場合はそれが映像化されて多くの人の目に触れるものになる、という点で、その「誰か」を意識して書かれるものだと思います。
 作品の書き方に正解はありません。
 たぶん以前にも同じことを書きましたが、今の世の中って「何が正解なのか」を暗黙の内に求めて何かに取り組む人が多いようにも感じています。でも作品は人生と同じで「正解なんてものはない」のです。
 だからぶっちゃけ「何を書いてもいい」と思っています。
 ただそれが受け入れられるかどうは別問題で、そう言うと「だから審査員に受け入れられるものってどんなの?」と言い返す人もいたりして。

 与えられたテーマ、人物(俳優等)、枠組みなんかで書けるというのも一つの技能だし、おそらくプロとしてやっていくなら大事なスキルでしょう。
 けれど、脚本家は脚本を書く人ではあるけれど、その前に作家だと思います。
 何が書きたいか。
 何を書きたいか。
 そういう気持ち、小難しく言うと「哲学」が無い人は、作家としてやっていくのは大変だと思います。

 それは自分が書きたいものなのか?
 書かなきゃいけないものなのか?

 そんな自問自答を、今一度、作品の前でしてみると良いでしょう。

 「書ける」こと以上に「書きたい気持ち」を、大事にしてもらいたいと思います。


 こちらに日本放送作家協会の創作ドラマのURLを頭のhを抜いて張っておきます。
 公式サイトでは応募要項がPDFで見られるようになっています。
 また結果発表が載ったりもするようなので、時々確認してみると良いでしょう。

ttp://www.hosakkyo2012.jp/%E5%89%B5%E4%BD%9C%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E%E5%A4%A7%E8%B3%9E/

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