BK(NHK大阪放送局)主催の「第34回BKラジオドラマ脚本賞募集」に応募しました。
当ブログでも何度か書いてますが、こちらはオーディオドラマのコンクールでも日本放送作家協会主催の創作ラジオドラマ大賞に続いて大きな賞となっております。大賞受賞作はNHK-FMにてFMシアターの枠で全国放送されます。
どうしても「関西」という括りがあり、地域性を持った作品の募集になっているので避けがちな人もいるかも知れませんが、こちら出身の脚本家さんで現在も活躍されている方もいらっしゃいます。NHKの賞だけあって基本がしっかりしているものが残る傾向にあると思いますが、各選考員の好みもあり、絶対的な傾向というのはありません。
作品を書いていると時々「これでいいのか?」「こんな話で面白いか?」等という疑問にぶち当たることが、よくあります(ない人もいるでしょう)。習作なら別に「まあいいか」で提出してしまうのも、それはそれで練習になってよいでしょうが、こういったコンクールは受賞したら作品として放送されます。おそらくこういったコンクールに応募、ないし、関心がある方でしたら、将来はプロとして食べていこうという考えを持っている方々だと思います。例えば出した作品でプロになる。プロになっていくつか作品が世に残せたとする。一体生涯でどれだけの作品が残せるでしょうか。
よほど恵まれた人でもない限り、数えられるほどでしょう。
その数えられる作品の中の1本に、それがなってもいいのか?
そんな自問をすることを、万人に勧める訳ではありません。
でも、自由に書ける作品としては最後になるかも知れない、というくらいの気持ちでは、書いてみてもいいのではないでしょうか。
自問は大事です。
悩むことは葛藤です。
葛藤はドラマです。
いっぱい悩みましょう。
こちらはNHK大阪放送局のコンクール募集のペイジです。
ttp://www.nhk.or.jp/osaka/event/radiodrama/
いつまであるか分かりませんが、今年の11月頃には審査結果が発表されるようです(詳細はHPを確認してください)。
※追記
2013年11月15日現在、上記ページにて第34回BKラジオドラマ脚本賞の結果発表と、作品の講評が掲載されております。出した人、出さなかった人、それぞれ脚本の勉強をしている人は一度目を通しておくと良いと思います(一定期間は講評のページが残されますが、ある程度すると見られなくなります)。
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