NHK名古屋放送局が主催している「創作ラジオドラマ脚本募集」に応募しました。
(締切は11月30日)
NHK東京(AK)とNHK大阪(BK)に次いでオーディオドラマの賞としては規模が大きいかと思いますが、こちらはBKの賞と違い「地域限定」という作品募集では無く、特に決まった地域の作品でなくても構わずに募集されている賞となっています。
こちらの賞でも最優秀賞作品はFMシアターにて放送されます。
募集されている局により多少傾向が異なるとは思いますが、どこでも基本は「オーディオドラマとしての基礎がちゃんと出来ているもの」という条件があると考えた方が良いと思います。何故なら受賞者たちとは今後、仕事を一緒にしていくかも知れない作家さんたちになる訳だから、そういった部分が蔑ろにされていると結果として困ってしまいます。
勿論、才能を取るんだ、ということを掲げて審査されるスタッフもいるかも知れませんが、コンクールという特性上、色々な種類の人の目で見られる訳だから、基礎がしっかりしていることは大事だと思います(読み易い、理解し易い、といった等)。
こちらが募集要項のペイジです(但しいつまで残っているか分かりません)。
ttp://www.nhk.or.jp/nagoya/station_info/news_20120404_01_detail/index.html
コンクールに通り易い作品、というものも確かにあります。
けれど、プロになったらそうそう自分が書きたいものが書ける機会は少ないので、出来ればコンクールには「自分が書きたい」作品を送るのが良いでしょう。個人的にはそう考えています。何よりその「創りたい気持ち」が作品にしっかりと反映されている作品は多少のアラがあっても、何かしら読む人に伝えるものです。
何を伝えたいのか。
何が書きたいのか。
作品に向かう時に、今一度自問してみると良いのではないでしょうか。
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