坂木司のデビュ作である。
引き籠りの鳥井と、坂木司の不思議な友情と、鳥井が暴く世間の不思議と
奇妙な人間関係。
殺人事件の無い、けれど、ミステリィ。
今回はそんな本の話。
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何かの雑誌だったろうか。
「米澤穂信」という名前を覚えていた。
其れで、手に取った一冊だった。
内容は小市民という猫の皮を被ろうとしている男子と女子の話、
とでも言っておこう。
そんな小説について。
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ノンフィクションとか、フィクションとか、関係無く、
唯一つの物語として読んだ、大崎善生の著書である。
確かに事実を追って書かれたものであるけれども、
予備知識無く読めば、通常のノンフィクションものに抱くイメイジでは
捉え切れない作品である事は、直ぐに(または徐々に)分かってくる。
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夏目漱石の最初の本にして、日本で最も有名と言っても過言では
無い猫小説である。
非常に有名な書き出しは、川端康成の雪国と並んで、内容を知らなくても
多くの人が諳(そら)んじる事が出来る名文である。
今回は、そんな日本文学の一作品について。
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アメリカを代表する作家の一人で、作品は幾つか映画化されたものも
在りますね。
此の「ガープの世界」は、そんなアーヴィングの代表作です。それも
「T・S・ガープ」という一人の作家の人生を綴った、自伝的とも言える
長編小説です。
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アメリカの文豪、アーネスト・ヘミングウェイの晩年の作です。
そして、タイトルの通り、ほぼ「老人」と「海」のみの登場、
という、ある意味、実に潔い作品です。
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「アリス」と言うだけで、此の「不思議の国のアリス」を思い浮かべる人は
多いことでしょう。
それだけ有名な作品であり、ファンタジィであり、童話であり、幻想なのです。
只、非常に残念な事は、私が日本人で、それほど英語に精通していない、という
事かも知れません。何故なら、原文は英語で書かれているのですから。
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