凪 「
Ren'pyはじめます。 の
補講 第2.5回です」
「こちらでは本編では悠長に触れていられない、Ren'py のプログラム的な話や、やや突っ込んだ内容についての講義であったり、また参照記事であったりを書いていきます」
「今回は第2回の補足です」
「という訳で、補講を読まれる方は ↓続きの記事からお願いします」
[0回]
「講座の第2回では日本語を使えるようにしました」
「実はそれ以外に何か特別なことをしていないので、
特別に補足することも無いのです」
「と言うことでこれにて補講を終了……」
「してしまうのもあれなので、Ren'Py のスクリプトの基本的な書き方について、今回の補講では扱いたいと思います」
2.1 <コメントは #>「基本的にコードの規則はベイスとなっているプログラミング言語である
Python に準じている訳ですが」
「
# 以降はコメントとして認識されます」
「行の先頭でも、途中でも
# があったらそれ以降はコメントです」
#なのでこれはコメントです。全然何書いたって構いません。ほんとです。嘘なんかたまにしかつきません
2.2 <ブロック単位で処理>「これも Python に準じているので Python と同じなのですが」
「セミコロン
: の次の行からが一つのブロックとして認識されます」
「またそのことを明示する為にインデント(字下げ)を必ず行います」
命令A:
-字下げ-
(ブロックA)
何か
何か命令:
(ブロックAの子供ブロックA’)
何か
「このインデントは補講の1.5でも言いましたが、TABは使わないで下さい。エラーになります」
「こういった単位で処理されているので、Ren'Py スクリプトでの
label はそれ一つが大きなブロックとなっています」
2.3 <$以降はPython処理>「実は第2回で使った日本語を使えるようにするコードは、他の書き方も出来ます」
「
$ が書いてある部分があると思いますが、実はそこは別の書き方をしても設定することが出来ます」
「この$ですが、これは$以降はPythonで処理してね、というマークです」
「他にも
init python: と書いてあるブロックなんかは、そのブロックそのものをPythonで処理してね、ということです」
「Python のことをよく知りたい人は、ネットで検索してみると沢山初心者用のペイジが出てくると思いますので、そちらを参照して下さい」
(余力があればここでも多少扱います)
2.4 <メニューの日本語化>「では最後にてっとり早くメニューまで日本語化してしまいたい人に向けての、やり方を、参照ペイジを参考に書いておきます」
「まず第2回の講義の最下部の参照ペイジに飛んで下さい」
「そこの説明を読むと私の講義でやったのと同じ日本語化処理のコードを書く部分があり、」
「その下に translations.rpy について書いてあると思います」
「そこより translations.rpy をダウンロード(リンク先を保存)し、そのファイルをプロジェクトの game フォルダへとコピィ/移動します」
「たったそれだけであら驚くなかれ、メニューが全て日本語になっています」
↑こんな具合に
「特にメニューを自分好みに弄るとか無ければ、これで十二分だと思います」
「うんうん」
(謎の頷き)
「これで日本語が使えるようになって、次回の第3回から漸くRen'Pyという間口はシンプルなのに奥深いダンジョンへと入っていく訳ですよね……
全裸で」
「それではまた本編でお会いしましょう」
「の補講 第6.5回」「第6回 -俺の鼓動が聴こえるか?-」「の補講 第5.5回」「第5回 -君に会いに行く-」「第4回 -魔女の誘惑-」「の補講 第3.5回」「第3回 -出会いと別れ-」「の補講 第2.5回」
「第2回 -そんな話は聞いてない-」「の補講 第1.5回」「第1回 -魔王現る-」「第0回 -1人の敗者-」PR