お知らせ・小説・ツイノベ・随筆・エッセイなど
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6月6日~12日投稿分のツイノベです
2011.6.12.sun
#twnovel それは夢だった。時間が逆回しになり、積み上げられた瓦礫は家や車や学校に戻り、割れた地面は引っ付き、迫り上がる。悲しみの顔は笑顔に戻り、大漁旗が大きく風を孕み……。でもどこまで巻き戻しても見つからない。未来は過去に一つも落ちてない。だから僕は夢を見るのを止めた。
2011.6.11.sat
#twnovel 海 山 川 空 雲 風 流れ 言葉 生まれ 暗闇 光 混ざり スープ 生命 遺伝子 螺旋 二つ 絡まり 一つ 誕生 泣き声 引き裂き 立ち上がり 転び 握手 裏切り 涙 悲しみ 愛 粘液 合体 分裂 細胞 神経 脳 意識 欲望 争い 血 煙 血 命 死 命 死
2011.6.10.fri
#twnovel 空中ブランコから人が落ちて客はどっと笑う。ゾウに踏み潰されたり、炎の輪で火だるまになったり、一体このサーカスは何なんだ。胸が空くようなくだらなさ。と、隣の女に肩を叩かれた。彼女はその顔の半分が無い。驚いた俺に彼女は「あんたもゾンビでしょ」だから胸元が涼しいのか。
2011.6.9.thu
#twnovel 言 葉 の 間 に は 何 が 隠 れ て る の ? わ た し の 気 持 ち が そ っ と 潜 ん で る の 。 彼 は 散 々 探 し て た け ど 何 も 気 づ か な い 。 本 当 は た だ ス ペ ー スキ ィ な だ け。
2011.6.8.wed
#twnovel 「あなたはペテン師です」と元ペテン師が言い、それに意義を唱えたのはタヌキで、キツネは「一度口にしたらやってもらいます」と言い、曲芸師は大きさの違う玉を並べて乗ろうとし、手品師はカードにジョーカーを仕込もうと機会を伺う。僕はそのつまらないショウを映すTVを壊した。
2011.6.7.tue
#twnovel 彼女は泣かずにすっきりした表情で「じゃあ」と手を振って背を向けた。それが僕らのラストシーンで、パート2やスピンオフやエピソード1なんて作られず、ワゴンセールで売れ残るゴミになる。だからこの物語は時々押入れから引っ張り出して、僕だけが見る為に存在し続けるんだろう。
2011.6.6.mon
#twnovel 「ごめん。今まで正体を隠してたんだけど」彼女に呼び出された校舎裏、彼女は顎に手を掛け、一気にそれを剥いだ。現れたのはカマキリの頭みたいな奴。「本当は私、宇宙人だったのよ」それを聞いて僕も自分の仮面を剥いで言った。「なんだ、地球人のふりしてたなら最初から言ってよ」
[0回]
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5月30日~6月5日投稿分のツイノベです
2011.6.5.sun
#twnovel 地面から生えていた人間の内、生育の悪い何体かを間引く。こうしないと良い人間が育たないのだ。私が目を付けている雌の人間はあと数日で収穫出来そうだ。夜。何か声がするので私は庭園を見た。そこでは雌の人間と隣の雄がこっそりと口付けしていた。私は翌朝、その二体を間引いた。
2011.6.4.Sat
#twnovel 植物フェチの彼女が「あなたの家には緑が必要」と言ってプランターを置いていった。狭いベランダで、洗濯物を干すのにも困る。それに毎日水やれとか面倒で仕方無い。その所為か芽も中途半端にしか出なかった。やがてそれが育ち、よく見れば何かの文字になっている。『エサクレ』
2011.6.3.fri
#twnovel 「またいらっしゃったんですね」美人歯科医に診てもらいたくて、虫歯を作っては通っていた。それに笑顔で対応してくれる、俺の天使。だが三本目辺りから治療が豪快になってきた。「え? また抜くんですか?」「私、意外とSなんです」そう告白された時には半分の歯が差し歯だった。
2011.6.2.thu
#twnovel もうこれで最後だと四十前にくそつまらない小説を書いて応募した。それは何故か審査員全員に絶賛され、純文では異例の百万部を売り上げた。担当からは「これと同じテイストで」と言われたが、もっとくそみたいな小説を書いてやった。俺は今でもくそみたいな小説しか書けないでいる。
2011.6.1.wed
#twnovel さつきは考えていた。今日から衣替え。今までのものを脱ぎ捨て、夏に向けて新しい自分になる時期なのだ。でもそれは自分が自分じゃなくなるような気がして抵抗があった。「いいじゃないの。みんなになるんだから」と、やよいは云う。そうね。さつきは一枚脱ぐ。「私は、みなづき」
2011.5.31.tue
#twnovel 私の夫は二、三カ月に一度しか私に会ってくれない。よく夫が何してるか訊かれるけれど、ちょっと他人には言えない。特別な場所に入るのが仕事だ。「おう、帰ったぞ」すっかり忘れていたけれど、ちゃんと無事に帰ってきた夫の手を見て、私は一言。「あんた、それどこで盗んだんや?」
2011.5.30.mon
#twnovel 彼女が突然手掴みでパスタを食い始めた。「お、おい。どうしたんだよ」「人間やめた。だってあんた人扱いせえへんし」元読モが台無しな、ケチャップでインスタント口裂け女になった彼女はそう言い、手にしたパスタを投げつけた。「わかった。じゃ俺も人間やめるわ」「なんでやの!」
[0回]
3月7日(月)より2週(7~11、14~18)に渡ってNHK-FMで放送される青春アドベンチャー「マナカナの大阪WORKERS」の第7回の脚本で参加しました。
前回の「マナカナの大阪LOVERS」の好評で、今回はそれに続く第二弾ということで「仕事」をキィワードとして、10編の作品が10人の作家によって描かれています。様々な仕事にまつわるラジオ・ドラマをお楽しみ下さいませ。
3月7日「たこ焼きたガール」作:福井ちひろ
3月8日「お局様」作:青山花累
3月9日「ニセモノ」作:原田ひ香
3月10日「アシスタント魂」作:益田昌
3月11日「ラストドライブ」作:堀達夫
3月14日「さくらそう」作:掛川浩司
3月15日「商売の神様」作:凪司工房 ←←← 3月16日「マフラーの彼」作:植澤紀子
3月17日「おがくず」作:森本宇一郎
3月18日「バナナケーキ」作:橋目真理子
前回のをお聞きになられた方は分かっていらっしゃると思いますが、今回も「ラジオ・ドラマ」+「マナカナちゃんトーク」(1~2分程度)+「歌」(今回は元気の出る選曲になっているそうです)という構成で放送されます。
3月7日から月金の毎晩22:45~23:00の15分間。
マナカナちゃんファンの方も、
オーディオ・ドラマはあまり体験したことの無い方も、
またはいつも聞かれている方も、
楽しんで聞いていただける作品が揃っていると思いますので、
宜しければどうぞお聞きになって下さいね。
Check it!!
(※現在は東日本大震災関連の放送を行っている為、
5回以降の話は放送未定です。ご了承下さい)
※追記※本来なら放送される筈でしたが、3月11日午後2時46分に東北で起こった地震を始めとする東日本地域での大きな被害により、放送を見合わせておられましたが、この度、ひとまず「休止」が決定しました。楽しみにされていた方々には本当に申し訳ありませんが、現在のところ放送予定はありません。
また放送予定が決まりましたら、こちらのblog等で報告したいと思います。
※更に追記※青春アドベンチャーのサイトによると、どうやら放送の目処が立ったようです。
一応現在のところ、8月22日~9月2日までで月曜~金曜の全10回での放送予定となっています。
また近づきましたら、きちんと報告したいと思います。
[2回]
5月23日~29日投稿分のツイノベです
2011.5.29.sun
#twnovel それは悪魔との契約だった。私は望み通り彼女を手に入れて結婚した。娘が一人生まれ、その子は成人するとハーフの彼氏を連れてきて結婚したいと言った。私はそれを許した。何故なら彼もまた私と同じ悪魔だったからだ。私と契約したこの男はって? きっと今頃地獄で働いてるよ。
2011.5.28.sat
#twnovel 「公衆の面前で好きとか愛してるとか云う奴、恥ずかしいよな」そ、そだね。「だってそれ、精神的に裸になって他人に見せびらかしてるってことだし」そこまで言わなくても。「でも告白ってそういうことなんだと思う」だから何?「お前恥ずかしい奴になっていいんだぜ?」お前がなれ。
2011.5.27.fri
#twnovel ある研究者が世界中から「愛」という言葉を集め、それを一つの部屋に閉じ込めた。その中から、一番価値のある「愛」を見つけようとしたのだ。けれど「愛」は口から出た瞬間に消えてしまうらしい。それで悩んでいた彼に、妻が微笑してこう教えた。「わたしの名を呼んでごらんなさい」
2011.5.26.thu
#twnovel わたしの一部が立ち止まった。「どうしたの?」「忘れ物」そういったけど、わたしは何も持ってない。でもわたしの一部はしゃがみこみ、そこから動こうとしない。わたしはその手を引っ張った。「行こうよ」「行けないの。わたしは、昨日のわたしだから。思い出を抱えて、ここにいる」
2011.5.25.wed
#twnovel 「トビウオって空が飛びたかったのかな」沖まで出してきた船のエンジンを切ると、彼女はぽつりとそんなことを言う。「俺はさ、ただ太陽が見たかっただけだと思うんだ」いつも意見の合わない俺らは、それでも心中しようとしている。「太陽、見せて」俺たちは心中をやめ、体を重ねた。
2011.5.24.tue
#twnovel ラブソングの女王と呼ばれた私が一切曲が書けなくなった。ネタギレとか失恋とか週刊誌には色々書き立てられたけれど、どれも違う。確かに私は恋をしていた。それも今までにない。「ちょっとおねーちゃんうるさい」私は妹の抗議にボリュームを絞る。ヘビメタってなんて素晴らしいの。
2011.5.23.mon
#twnovel ピアノが鳴っていた。それは彼女がよく弾いた、とても悲しいメロディ。だが彼女は今ソファに横たわり、血を流して眠っている。じゃあ誰がピアノを? 私? 否、私は彼女を迎えに来たただの死神です。他には誰も。鍵盤の上では彼女の白い手首だけが楽しげに踊り、音楽を奏でていた。
[0回]
5月16日~22日投稿分のツイノベです
2011.5.22.sun
#twnovel 「ありのままの私を受け入れてもらいたいんです」そう言って前に立つ彼女を僕は知らなかった。すっぴんだからとか、そういうことでは無く、単純に彼女を知らない。「いつも一緒に居るのに」彼女が泣いた目から零れたのは、「I」のボタン。部屋を覗くとパソコンが消えていた。
2011.5.21.sat
#twnovel つまらない大人になったな。そう言って昔のあたしは今のあたしを蹴り飛ばした。本当は格好良くぴしっとスーツできめてるキャリアウーマンとかやってたかった。でも現実は子供に追い回されて「ぶすー」って言われいる保母さん。子供はあたしを容赦なく痛めつける。「こら、痛いやろ」
2011.5.20.fri
#twnovel Twitterに愚痴書いた。別に本名じゃないし、こんな女子高生の呟き何の価値も無いし。どうせ誰も読んでない。友達なんていない。社会や親も関係無い。もう処女じゃ無い、当たり前。自己責任? 大人じゃない大人って面倒だよ。「友達だと思ってたのに」彼女は泣いていた。
2011.5.19.thu
#twnovel 携帯を二つに割って叩き付けたOL、電話しながらぺこぺこ頭を下げる会社員、バスに間に合わずに途中から諦めて歩くお婆さん、無表情に通り行く人にティッシュを配る若者、荷物を山程積んだ自転車を必死に漕ぐ主婦、それを見つめTwitterを打つ私。みんな同じ。生きてる人間。
2011.5.18.wed
#twnovel 歌を歌い、空を飛び、地上何百メートルの巨大建築を造り、山も海も、そして宇宙も。行きたい場所へはどこまででも行けるようになった。まだタイムマシンは発明されていないけれど、やがては時間すら超越してしまうだろう。それなのにぼくらは、この愛を伝える言葉をよく知らない。
2011.5.17.tue
#twnovel 最後のピースが足りないジグソーパズル。手首の無いガンプラ。7巻だけ抜けたスラダンのコミック。鍵を失くしたオルゴール。一枚だけ空白の卒業アルバム。それは俺の人生そのものだった。いつも足りないんじゃ無く、捨ててきた。大人になるのを拒否し続けた俺は今日、二十歳になる。
2011.5.16.mon
#twnovel 月曜、寝る。火曜、寝る。水曜、寝る。木曜、寝る。金曜、寝る。土曜、寝る。日曜、寝る。「ではここから導かれる結論とは何かね?」「人生結局最後は寝るんだっつーことですか」「惜しいな。その先に答えがあるんだよ」ドン。重い衝撃の後、俺は夢を見た。「ああ、これが答か」
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5月9日~15日投稿分のツイノベです
2011.5.15.sun
#twnovel 原発決死隊に当選した、と通知が着た。それは本当は僕じゃ無くて彼女が冗談半分で出したものなのに、アパートの前にはマスコミが殺到していた。「救世主!」の合唱が起こっている。TVでは小さい頃の夢が勝手に「ヒーロー」だったことにされ、僕の人生のダイジェストが流れていた。
2011.5.14.sat
#twnovel 空から沢山のゴミが落ちてくる。ぬかるんだ地面からは腐臭が立ち昇り、男の朽ちた右腕から落ちた肉を、痩せっぽちの烏が啄んだ。誰をも不死にしてしまう恐怖の伝染ウイルス「D」はその感染を広げていた。男は目から血の涙を流し、真っ赤に染まったこの世界を「美しい」と呟いた。
2011.5.13.fri
#twnovel わたしは13日の金曜日が恐いんじゃなくてそれってジェイソンが恐いんでしょ、とヒロシに言った。年に何度かある13日の金曜日は絶対に外出しない。今日は大学も休んで「引き籠もり」だ。折角の誕生日に外食しないなんて馬鹿げてる。「せめてプレゼント買ってよ」「それが恐い」
2011.5.12.thu
#twnovel 川の水は期待したよりもずっと温くて、細い足首に粘りつくようだった。一歩前に進むと浮力がわたしを軽くする。このまま無になればいいのに。いつだって世界は残酷で虚しい。鼻の穴に水が入る。水だけじゃ無い。何よこれ。わたしはくしゃみをする。出たのはとても小さなザリガニ。
2011.5.11.wed
#twnovel 「どうして日は落ちるの?」尋ねた息子に私は「太陽もずっと上ってたら疲れちゃうだろ」と。永遠は無いと息子に教えてみたけれど、やっぱり理解はまだ出来無い。それでも「じゃあ、ママも休んでるんだね」と言った息子に「そうだな」と私は答える。まだ休ませておいてあげようと。
2011.5.10.tue
#twnovel 三十路間近の男のプロ・デヴュ戦。そんな試合誰も見ちゃいねえ。グローブを握る手に力を込める。セコンドの真崎さんは「気楽に」と言うがそんなつもりは微塵も無かった。病気と戦う彼女を前に、一歩も引く訳にはいかない。心臓は破裂しそうだ。「行ってくる」ゴングが鳴り響いた。
2011.5.9.mon
#twnovel 手首に掛けられた手錠の軽さに驚き俺は彼女を見た。彼女はじっと俺を睨み付け、さも被害者面して警官に慰められている。酷い女だから気をつけろとは友達に言われた。確かに別れたいと言ったあいつにしつこく言い寄った。けど、まさかこんな別離の仕方なんて。「痴漢が言い訳するな」
[0回]
5月2日~8日投稿分のツイノベです。
2011.5.8.sun(番外編)
母
#twnovel 自分が子供を持っても母親の苦労なんて何一つ分からなかった。ただ先日妻が入院してる3日間息子の世話をやり、自分と違って母親は余り怒らなかったとか、知らない間にズボンを繕ってくれてたりとか、いつも野菜残してごめんとか、分かった。「あの母さん」「何よ改まって」「俺
2011.5.8.sun
#twnovel 恋をした。恋に落ちた。恋に破れて、恋に泣いた。人生の内で何度「恋」に出遭うだろう。その一つ一つがほんとは「奇跡」なのに「故意」だなんて変。そんなことを言うと彼は笑って「故意ってのは結果が分かっていてもそれをしてしまうことだから、やっぱり恋は故意だと思うよ」って。
2011.5.7.sta
#twnovel ふとんはね、うもうぶとんて言うんだほんとはね。だけどやっすいからただのふとんだってのはないしょだって、せんせい言ってたよ。でもうまないのにうもうなんて変だねって言ったらせんせい、「大人になればショタロウ君にも分かるから。良い布団は生もって気にさせる何かがあるの」
2011.5.6.fri
#twnovel 「美人になる魔法の粉だよ」如何にも、な男から手に入れたその粉。確かに私はモテ放題になり、それで地位も富もイケメンも手に入れてこの世の春を謳歌した。だがある日「美人は世界を滅ぼす」と云う学説が発表されると瞬く間に美人の価値は暴落。その翌日「ブスになる魔法の粉だよ」
2011.5.5.thu
#twnovel 夕刻になればいつも君は訪れたね。どうしてそんな顔をしているの? って訊いても何も答えず、ただ黙って俯くだけ。分かってた。本当はそんなことしたくないって。でも僕等はいつもそれを必要とした。それは明日を迎える為の魔法なんだ。だからね、今日も言うよ。君に「さよなら」
2011.5.4.wed
#twnovel 息子がパソコンで調べものをしていた。まだ五歳なのに検索すれば何でも分かると言う。それならと意地悪を考え、私はこんな質問をした。「この世界に神はいるか?」と。息子は得意顔で検索窓に「神」と打ち、リターン。だが返ってきた答を見て私は言葉を失った。「神は存在しません」
2011.5.3.tue
#twnovel 最近ヒロ君ツイッタであたしに冷たいよね。馬鹿とか何言ってんだとか。今朝なんてさっさと味噌汁作れとか、何その旦那気取り。それにあたしが好き? って聞いても大嫌いとか返信してくるし、もう何なのよ! いやオレ、ツイッタやってないし。アドレスは? hiro**_bot
2011.5.2.mon
#twnovel 渋滞の列はまだまだ続いている。流石に子供たちも飽きて「帰る」と言い出しているが、飲み物を買って来た妻は「まだどこも行ってないでしょ」と半ばキレ気味。わざわざGWに外出するなんて馬鹿げている。でも行きたいと言ったのは娘たちだ。「ほらパンダが」あ、見えそうに無いな。
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