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凪司工房の徒然

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ハチミツとクローバー(高田雅博監督)―honey and clover―

略して「ハチクロ」と呼ばれる、人気漫画、アニメ、そして、映画である。

其の内で、今回は「映画」について、である。

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此の映画を見に行く時、それぞれに動機は異なるだろうと思われる。
主演の俳優を見に行く。
原作が好きだから。
アニメが面白かったから。
TVなどで流れている予告編を見る、などして興味が在って。
彼女(もしくは彼)に誘われて。

お話は、まあ、いわゆる「恋」の話である。
恋、それも片想いの話で(いや、そもそも恋とは其の殆どが片想いだろう)、
美術学校の中(または外)で繰り広げられる、実に青春物語だ。

それほど期待をせずに見に行った。
何故なら原作ものというのは、大抵が幻滅する方向に製作されてしまう事が
多いからだ(というのも、原作のファンは各人固有のイメイジを抱いているので、
監督のイメイジが自分のものと乖離しているほど、幻滅してしまう可能性が高い
からである)。

見ていて、飽きなかった。そういう映像だった。
たぶん、ストーリィはどうってこと無いのだろうと思う。
でも、映像は綺麗だし、青春だし、漫画やアニメとは異なる「ハチクロ」の
映画として、ちゃんと成立していた。
(但し、個人的に1カットが短くて、それがテンポの良さには繋がっているが、
ややもったいない思いがした)

片想いは切ない。
けれど、決して救われないという事は無い。

また見たい、そう思わせられる映画(映像)だった。

※9月13日 漫画版の記事を追加
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