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凪司工房の徒然

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タイヨウのうた(小泉徳宏監督)―Song of the Sun―

ドラマにも成った「タイヨウのうた」。その映画版です。
主演は歌手の「YUI」。
ドラマより先に映画が公開されていましたね。
(今後はこういう手法が多く成るのでしょうか?)

そんなYUI主演の映画について。

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YUIが歌う主題歌「Good-bye days」もよく売れ、世間的にも好評だったの
でしょうか。

紫外線に対する抵抗力が極端に弱い為、太陽の光に当たってしまうと様々な
症状が発生して……やがては死に至る事も在る。そんな難病を抱えた少女の
物語……というのが、一般的な解釈でしょうか?

けれど、早かれ遅かれ、みんなに「死」は訪れます。
生きた時間が短かったからと言って、誰にも其の人の人生が不幸だったとか、
そんな事は言えないでしょう。

逆に短いからこそ、輝いた人生だった在る筈です。
(もちろん、全てがそうという訳では無い。それは人生の長さとは無関係だ)

ストーリィは分かり易く、また展開も大方の人の予想通り進みます。
けれど、そんな事は此の映画に関しては小事な事かも知れません。

唯一の楽しみである「歌」を歌う主人公の少女。
そこに歌手のYUIの、純粋な歌声が重なり合い、映画を見ているのに、ライヴを
見に行ったかのような映像を味わう事が出来ます。

また、脇に配された俳優陣も非常に好演しており、オーソドックスながらも、
よい出来の映画だったのではないでしょうか。

難病もの……というと、最後は死んで悲しさや切なさと共に、ささやかな希望を
与えるような作りのものが多いかと、個人的には思います。
が、これは病気だから、とか、そんな理由で無く、しっかりと生き抜いたからこそ
心に残る、清涼感とでも言うのでしょうか。
見終わった後に、そんな、微かに清々しさを味わえる作品でした。

もちろん、主題歌の「Good-bye days」がとても良く合っていたのは、言うまでも
有りません。
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