「くそっ……もう、ここまで、か……
せめて最後に……藤崎詩織を攻略した、か……ったぐぶっ」
[0回]
凪 「っちゅーわけでですね、唐突に始まりました、ブログ企画
『Ren'Py はじめます。』の第0回です」
「まず
Ren'Py とは何ぞやと」
公式サイトはこちら →
http://www.renpy.org/公式サイトの日本語版はこちら →
http://renpy.sukebo.com/Wikipediaはこちら →
ぐぐってください「どんなものか理解してくれたかな?」
「うんうん。
わからない。と……ざっくり言うと
ビジュアル・ノベルを作るソフトです」
「ビジュアル・ノベルが分からない? そんなあなたは →
ぐぐってください」
「所謂
アドベンチャー・ゲームのようなものではありますが、ビジュルアルと名を冠するように、電子小説よりも映像面に力を入れられたものであることが多いと思います」
(というか、絵が無ければ食いつきがずっと悪いであろうと思われます)
「起源はサウンド・ノベルに求められるかと思いますが、懐古主義者さんたちは某チュンソフ党さんの
『弟切草』とか
『かまいたちの夜』なんかはその代表作と紹介してもいい商品でしょう」
「もっと懐古主義者さんたちにはゲームブックなんて言葉を耳にすると涙が一滴くらい流れるかも知れませんね」
「小説に選択肢を付け加えて、幾つか異なったラストが用意されている。それが映像や音楽で盛り上げられている作品。とでも表現すればいいでしょうか。それがビジュアル・ノベル。ゲームに触れたことがある方なら一つや二つはやった事があるかも知れませんね」
「で」
(やっと戻ってきた)
「それを作る為の支援ソフト (ゲーム・エンジンなんて呼ばれたりしますが) の一つがこの
Ren'Py な訳です」
「このRen'Py以外にも吉里吉里と呼ばれるものやNScriptと呼ばれるものもあります。因みに吉里吉里は少し触ったことがあります。日本語環境、Windows環境の方なら癖がありますが、使い易い方の部類かと思います」
「で、なぜRen'pyなのか」
「直観です」
「インスピレイションです」
「というのは置いといて、Ren'Pyで開発する一つのメリットに、Windows、MacOS、Linuxと多くの環境で動作する(筈)というのがあります。
マルチ・プラットフォームという奴です」
「自分は多少Linuxの方も触ってますから、出来ればLinuxの環境の方でも楽しんでいただけるものを、と考えるのもまた必然というものでしょう」
「ただこのRen'Pyさん。困ったことに日本語のサイトがあまりありません」
(でも英語圏だとかなり見つかります。英語圏では主力のエンジンの一つみたいですね)
「それで」
(やっと今回の企画の本題に繋がる訳ですが……)
「ブログに書き残しつつ、Ren'Pyを使う日本人の方も盛り上がればな、と考えた訳です」
「ただ、私はゲームを作りたい、訳ではありませんので、基本的な使い方を紹介しつつ、ゲームでは無い電子ノベル (異なる命名をする予定)を創る予定であります」
「それからもう一つ付け加えるなら、Ren'Pyレベルはまだ1か2程度です。今後はひとまずLv.10くらいを目指したいところですが、時間にそこまで余裕も無いのでどこまで出来るかは、みなさんの見守り次第……なんてことは無いけれども、一年程度でそれなりのものが出来ればなと目標を立てております」
「あ、そうそう。このRen'py、
Pythonというプログラム言語を使って作られているようで、それに精通した人だとかなり自由にカスタマイズ出来るようです」
「さくっとPythonは勉強してみましたが、PerlとかRubyとかの世代の言語に触れたことがあれば直ぐに分かると思います」
「もし余裕があれば多少Pythonの方にも触れられたらと思いますが、プログラム屋ではありませんので、どうなるかは海の藻屑でございます」
「それでは、今後の凪司工房の戦いをご期待下さい!」
(戦い? 敵はどこ?)
「という訳で、次回予告!」
「第1回 -魔王現る-」「この戦いを、見逃すな」

「の補講 第6.5回」「第6回 -俺の鼓動が聴こえるか?-」「の補講 第5.5回」「第5回 -君に会いに行く-」「第4回 -魔女の誘惑-」「の補講 第3.5回」「第3回 -出会いと別れ-」「の補講 第2.5回」「第2回 -そんな話は聞いてない-」「の補講 第1.5回」「第1回 -魔王現る-」「第0回 -1人の敗者-」