日本では「サッカー」と言えば、あのサッカーですね。
フットボールと言えば、アメフトでしょうか。
似た競技に「ラグビィ」も在りますね。
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世界的に見れば、日本で言う「サッカー」は「フットボール」と
呼ばれています。どうやら「フットボール」という競技が他に在る国では
「フットボール」は「サッカー」と呼ばれる傾向に在るようですね
(なので、米国でも「サッカー」です)
ですが、其の起源を辿っていくと、元々「フットボール」も「サッカー」
も同じもので、手を使うか使わないか程度の違いでしか在りませんでした。
ヨーロッパの田舎の農村などで行われていたボールを使った遊びの一種で、
何人だとか、こういうルールだとか、決まりすら、まちまちだったようです。
それがやがて英国の学校に取り入れられ、スポーツとしての形を帯びてきます。
その内に「フットボール」派と「サッカー」派が対立し、それを統一しようと
いう動きが出てきましたが、まとまらずに「フットボール」と、それから、
手を使うことを禁止した「協会式フットボール(Association Football)」
とに分かれました。
この「協会式フットボール」が、縮まり「soc」として、それに「人」を表す
「er」を付けた言葉として生まれたのが「(サッカー)soccer」です。
此の言葉は19世紀末頃から使われていると言われています。
今では200以上の国と地域でプレィされ、4年に1度開かれるワールドカップは
オリンピックと並んで世界規模の祭典と成っています。
ちなみに第1回大会の優勝国は「ウルグアイ」で、王国ブラジルが初優勝するまで
には、神様ペレの登場(第6回大会)を待たなければならなかった。
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